手術をするなら

コップからこぼれる

ヘルニアの手術では、最近では内視鏡を使って行う手術もあります。レーザーによって行う手術で、経皮的レーザー椎間板髄核減圧術があります。経皮的髄核摘出手術と同じように器具を入れて、今度はかんしの代わりに髄核をレーザーの照射によって、椎間板の中を照射して減圧を行う治療方法になります。人工的に作られた特殊な光で、局所麻酔を行い、麻酔を行った部分に針を刺していきます。レントゲンの透視を見ながら行います。 針の中には光ファイバーが入っていて、その光ファイバーの中をレーザーが通っていき、針の先端の部分でレーザーを照射します。レーザーの照射時間は約1分間ぐらいになります。その照射によって、椎間板の中の髄核が焼き縮みます。焼き縮む事によって出っ張った椎間板を元に戻すヘルニア治療になります。非常に簡単な手術なんですが、健康保険の適用になっていない為、自由診療という事で費用がかかってしまいますので注意が必要になります。

ヘルニアには、腰だけではなく首の場合もあります。最近の治療ではレーザーを当てる事によって、使用する医療器具がかなり良くなり、針も細くなって、患者さんにとって負担がかなり軽減されています。この治療法は全てのヘルニアに対して有効であるとは限りません。 ヘルニアの手術には、反応の非常に良い方と反応の弱いヘルニアというのもあります。若い方でヘルニアの大きさが中ぐらい程度までで、ヘルニアも一箇所という、良い条件が揃っていますと80パーセントの方は有効であるとされています。効果の出現には非常に時間がかかる場合もあります。手術の後にすぐ楽になってしまう方もおられたり、1ヶ月から2ヶ月と時間が経って少しずつ良くなって行くケースもあります。